研究グループ概要
電力系統工学研究グループの源流は、兵庫県立大学の前身の姫路工業大学創設にまで遡る歴史と伝統があるといってもよいでしょう。
電気の基礎から電力の発生や輸送といった電気の応用までの幅広い分野の研究を行っています。
また、電力の安定供給や高度に集積化された半導体に必要な絶縁技術、プラズマテレビや環境浄化装置など放電応用の研究を行っています。
コアタイムは10時〜17時ですが、忙しいときは朝早く来たり夜遅くまで残って研究や勉強に取り組みます。
各テーマごとの研究は1〜2人で行い、ミーティングで進捗状況や今後の計画について議論します。
雷など身近な現象から興味を持ちやすい一方、「放電」という二文字で収まらないほどの深い現象を題材にメンバーと協力して研究を進め、大学院生は積極的に学会発表も行います。
これらを通じて、電気・電子に関する知識はもちろん、社会で求められる実践力、行動力、問題発見・解決能力を身に付けていきます。
また、他の研究グループと飲み会やキャンプなどのイベントもあり、色々な方と交流を深める機会がたくさんあります。
企業との共同研究も積極的に行っていますので、企業の方と接する機会も多く、2011年度からは社会人の博士後期課程の方も入られて、社会の厳しさと楽しみの両面に触れています。