ご案内
ハイパーコンピューティクス調査研究会では, セルオートマトンに関する講習会を企画しましたのでご案内いたします.
セルオートマトンは,格子状に配列されたセルと呼ばれる離散状態機械が局所間に設けた規則に従って時間発展してゆく計算モデルであり, 単純な規則から複雑現象の再現が期待され,計算可能性理論や数学のみならず生物学や経済学などの分野においても研究が広く展開されています. 2011年12月にセルオートマトンについての基礎理論から応用までを網羅した書籍 「セルオートマトン」 (Schiff著,梅尾・ペパー監訳,共立出版)が出版されました.
これを契機として,より多くの研究者や学生の皆様にセルオートマトンについて知って頂くために,本書をテキストとして採用し, 本書の翻訳担当者自らが講師を務める講習会を下記要領にて開催いたします.奮ってご参加ください.
当日の準備の都合上,ご出席予定者の氏名,所属,連絡先について下記までご連絡をお願いいたします.
開催概要
主 催:計測自動制御学会 システム・情報部門
企 画:ハイパーコンピューティクス調査研究会
共催・後援:大阪電気通信大学
期 日:2014年12月6日(土)
会 場:大阪電気通信大学 駅前キャンパス 101教室 (交通アクセス)
講習会スケジュール
講習会のテキストとして,"Schiff著,梅尾・ペパー監訳「セルオートマトン」(共立出版)"を使用します
(共立出版内の書籍案内).
- 10:00~10:15 開催の挨拶・講師の紹介
- 10:15~11:10 1時限目(1次元セルオートマトン)/礒川悌次郎(兵庫県立大学)
- 11:10~12:05 2時限目(2次元セルオートマトン)/足立進(金沢工業大学)
- 12:05~13:10 休憩
- 13:10~14:05 3時限目(アプリケーション)/今井克暢(広島大学)
- 14:05~15:00 4時限目(特別講演)・Hyperbolic cellular automata/Maurice Margenstern 先生 (Université de Lorraine)
- 15:00~15:20 休憩
- 15:20~16:20 5時限目(複雑性)/小松崎俊彦(金沢大学)
- 16:20~16:30 閉会の挨拶
参加費
参 加 費:1,000円(資料代含む) または 5,000円(テキスト・資料代含む).
テキストについては数に限りがありますので,下記連絡先まで早めにご連絡をよろしくお願いいたします.
お問い合わせ
ハイパーコンピューティクス調査研究会
庶務幹事・礒川悌次郎(兵庫県立大学),主査・松井伸之(兵庫県立大学)
TEL (079)267-4952, FAX(079)267-4975
E-mail: isokawa@eng.u-hyogo.ac.jp