計測自動制御学会 システム・情報部門
ハイパーコンピューティクス調査研究会
since July 2013
計測自動制御学会 システム・情報部門
ハイパーコンピューティクス調査研究会
since July 2013
情報を仲立ちとして工学と諸科学を結びつけ新奇の発想をもって新分野を切り開くことは今後ますます重要であると考えています。 これまでにもこのような研究活動としてナチュラルコンピューティングとそのシステム応用などの研究活動を行って、 一応の成果を得てきましたが、これを基盤にさらにパワーアップして、本提案では「コンピューティクス」を軸に2013年度後期から活動を開始したいと考えております。
本研究会では、必ずしも特定分野にこだわった討議をするのではなく、異分野の枠を超えて新奇の科学技術を創出することを目指し、 情報やシステムを媒介キーワードとして異分野交流を広く推し進めていきたいと考えています。 したがって、計測自動制御学会システム・情報部門でこれまであまり体系化されて取り上げられることのなかった情報・システム関連の話題、 例えば、セルコンピューティング、量子情報ソフトコンピューティングや量子制御をはじめ、雑音とゆらぎ、認知工学、社会システム関連など、 幅広く異分野を横断して調査研究活動を行い、それらを体系化して部会に発展していくことを目的に実り豊かな研究会の構築を目指します。
異分野交流を通じて、様々な自然現象に学び、それを基盤とした先端的計算論を情報やシステムを媒介キーワードに展開し、 計測技術、情報・制御技術にブレークスルーをもたらす新奇なアイデアの提案、そしてナノシステムから社会システム構築にまで及ぶ新たなシステム創製・ 応用を試みる横断的な討議の場を担当する研究会をめざします。
具体的には、例えば、ミクロ、ナノレベルシステムの自己組織化アーキテクチャーなどのためのセルオートマトン、 ブラウン運動を利用する回路・コンピュータ研究や量子情報制御システム研究、例えば、量子力学によるマクロシステム解析(自然システムおよび社会システム)、 MEMSにおける量子効果の探索(「量子ロボティクス」)、さらに確率共振、引き込みなど自然法則に学んだ計算論やデバイス、 生物・社会系に学んだコンピューティングと複雑ネットワーク研究などを対象とします。また、認知工学関連なども研究分野として広く担当していく予定です。
氏 名 | 所 属 | |
---|---|---|
主査 | 松井 伸之 | 兵庫県立大学大学院工学研究科 |
副主査 | 伊丹 哲郎 | 福岡県ロボット・システム産業振興会議 |
幹事 | 礒川 悌次郎 | 兵庫県立大学大学院工学研究科 |
委員 | 浅井 哲也 | 北海道大学大学院情報科学研究科 |
委員 | 井上 克己 | 株式会社エイ・オー・テクノロジーズ |
委員 | 今井 克暢 | 広島大学大学院工学研究院情報部門 |
委員 | 魚崎 勝司 | 福井工業大学 |
委員 | 内山 邦男 | 株式会社日立製作所 |
委員 | 梅尾 博司 | 大阪電気通信大学 |
委員 | 大倉 和博 | 広島大学 |
委員 | 大塚 晃嗣 | 大和製衡株式会社 |
委員 | 貝原 俊也 | 神戸大学大学院システム情報学研究科 |
委員 | 川崎 秀二 | 岩手大学人文社会科学部 |
委員 | 幸田 憲明 | 松江工業高等専門学校 |
委員 | 小林 正樹 | 山梨大学 |
委員 | 佐村 敏治 | 明石工業高等専門学校 |
委員 | 信川 創 | 福井工業大学 |
委員 | 鈴木 秀明 | 情報通信研究機構 |
委員 | 橘 完太 | 工学院大学 |
委員 | 豊田 規人 | 北海道情報大学 |
委員 | 豊村 暁 | 群馬大学大学院保健学研究科 |
委員 | 新田 徹 | 産業技術総合研究所 |
委員 | 西村 治彦 | 兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科 |
委員 | 範 公可 | 電気通信大学 |
委員 | Eckhard S.M. Hitzer | International Christian University |
委員 | 廣瀬 明 | 東京大学 |
委員 | Ferdinand Peper | 情報通信研究機構 |
委員 | 増田 和明 | 神奈川大学 |
委員 | 松崎 秀則 | 氷川工房 |
委員 | 李 佳 | 重慶大学計算機学院 |