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電子情報電気工学科教育理念・目標

1.教育理念

 柔軟で多様性ある教育体系により、自然科学とそれに基づく電気系工学の基礎知識・おもしろさを理解し、自主的に物事を考え解決する能力、自己の意見を的確に表現できる能力、実践的に使える能力、探求心、創造性、加えて教養と人間性をそなえ、各人の専門知識や研究能力を活かし国際社会に貢献できる人材を育成する。

2.教育目標

 エネルギー・環境を軸とした地球的視点を持ち、人文社会科学・自然科学の基礎力を身に付ける。その知識を基盤として、幅広い電気、電子、情報分野の高度な専門知識・技術を、ハード/ソフトウエアの両面から学習する。更に、卒業研究を通じて実際の研究・開発を経験することにより、問題発見・解決能力、企画力、開発力、実践力の涵養を図る。これによって、社会的通念と専門知識からの倫理観を持った多方面で即戦力として活躍できる人材を育成する。

個別目標

 柔軟で多様性ある教育体系により、自然科学とそれに基づく電気系工学の基礎知識・おもしろさを理解し、自主的に物事を考え解決する能力、自己の意見を的確に表現できる能力、実践的に使える能力、探求心、創造性、加えて教養と人間性をそなえ、各人の専門知識や研究能力を活かし国際社会に貢献できる人材を育成する。

・エネルギー・環境を軸とした地球的視点
常に変化するエネルギーの流れや自然環境、文化・社会的環境について意識し、その事象と現在の課題を自ら継続的に捉え、理解、説明する能力、地球的視野に立った考察や行動のとれる技術者としての素養を身に付ける。
・自然科学に基づいた専門分野の基礎力
電気、電子、情報分野の基盤となる数学、物理等の自然科学に関する基礎力を養い、それに基づき電気、電子、情報分野の幅広くかつ特化した分野の専門知識習得に応用できる確実な専門基礎力(電気・電子回路、電磁気学、プログラミング論など)を身に付ける。
・電気、電子、情報分野の広い知識と特化した分野の知識
専門基礎力を幅広く身に付けた上で、これらの基礎知識を集結して、特化した分野、具体的には、電力システム、電子素子・回路、情報システムの専門的知識を習得する。また、常に高度化する技術について、自ら継続的に知識を得る能力を身に付ける。
・多種多様な分野に対応できる能力
現代社会を構成するシステムは、電気、電子、情報の各分野の融合により成り立っており、これらを統合し、活用するために必要な専門的技術・知識を習得する。更に、より高度な専門分野の実験ならびに卒業研究を通じて、未経験の現象を理解し、問題発見・解決能力を養う。
これらによりコミュニケーションやディスカッション、プレゼンテーション能力、企画力、開発力、実践力を身に付ける。
・社会的観点からの倫理観と専門知識からの倫理観
社会的観点からの倫理観による善識に基づく倫理観を合わせ、科学技術や工学の諸問題に対処でき、将来的に指導者となる技術者としての国際的な素養を身に付ける。

電力システムコース教育目標
電気系工学の専門基礎力をしっかりと身に付けた上で、電気エネルギーの発生から利用までの電力システムに関する知識と技術を習得する。また、実験、卒業研究などを通じて、最新の知識と技術を加えてより実践的なものとするとともに、課題の発見から解決までの実行力を涵養する。また、電子・情報システムの基礎知識・技術を融合して、電気系をはじめとする多分野に対応できる人材を育成する。
電子素子・回路コース教育目標
エレクトロニクスの基礎を支える電子デバイスと回路システムを中心に、体系的カリキュラムにより電子物性から情報・通信システムにわたる幅広い分野の基礎知識を習得し、同時に最先端技術に関する専門知識および実践的技術を身につける。また、実験、卒業研究を通じて自主的な探求能力、実践的な問題解決能力を養い国際的に通用する人材を育成する。
情報システムコース教育目標
幅広い電気系の基礎教育による知識を基盤として、高度情報システム技術をハード/ソフトウエアの両面から学習することにより、問題発見・解決能力、企画力、開発力、実践力の涵養を図る。更に実験・卒業研究を通じて情報システム分野の実際の研究・開発を経験することにより最新知識を身につけ、電気系のあらゆる方面で即戦力として活躍できる人材を育成 する。
平成19年2月21日