岡田 翔Sho Okada

助教 | 博士(工学)

[mail] okada@eng.u-hyogo.ac.jp

電気電子情報工学科 電気工学コース
電気物性工学専攻 電力系統工学研究グループ

電気では多くの式が存在しますが電気は目に見えないためイメージがしにくいことが理解を妨げる要因の一つになっていると思います。例などを用いて電気をイメージしやすくすることで電気の本質が理解できるよう工夫しています。研究では社会インフラの基盤である電気の供給や水浄化に関する研究をしています。

キャビテーションプラズマの利用用途拡大に向けた放電現象解明

学べる内容・身に付くスキル

オシロスコープや高速度カメラを用いた高速現象観測技術、物質の化学反応について学ぶことができます。

液体中にプラズマを発生させることで化学反応を起こして、有害な物質を除去したり、有用な物質を生成したりする研究です。従来は発生させることも難しかったプラズマを液体中に効率的に生成することを目的としています。世界的には水不足の問題は深刻化しています。飲む用途に限らず作物を育てるためや物を洗うためにも水は必要であり、人間が生きていくためには安定的に安全な水が供給される必要があります。従来の方法で十分除去できなかった有害な物質を処理を処理できるような装置の作成を目標にしています。

電気機器内の部分放電の抑制と検出

学べる内容・身に付くスキル

オシロスコープや高速度カメラを用いた高速現象観測技術、データの統計的処理が身に付きます。

送配電設備や電力モーターなどの長寿命化、電気設備運転の安定化を目的とした研究です。電気機器の故障(事故)につながる可能性がある現象である微小な放電(部分放電)を抑制、または早期発見することで、電気機器の故障を防ぐことができます。社会基盤を支えるインフラの一つである電気は安定的に供給される必要がありますが、安全かつ安定的に使用するためには、定期的な補修・点検がとても重要な意味を持ちます。電気設備の健康診断技術として社会に必要不可欠な分野であるといえます。