フォトニクス(光の基礎から応用に関する学問分野)に関連する授業を受け持ち,基礎学問である光学の知識と、光ファイバ通信や光コンピューティングなどの先端的で実用的な技術を広く理解できるよう心掛けている.研究は,光通信や光信号処理,光ファイバセンサなどに関連する新しい光学素子の研究開発を行っている.
光通信,光信号処理,光ファイバ,高周波信号処理などに関する知識,および,光学素子の設計,微細加工装置の使用方法,光学素子の測定などに関するスキル
光ファイバ通信システムの重要な構成要素である光変調素子に関する研究.高速光SSB変調器や低歪み光変調器などの,高度な光変調素子を設計し,評価実験を行う.
6Gなどの次世代の通信システムにおいて必要とされる,高速・大容量で高品質(低遅延,低歪み,低雑音)な通信性能を実現するために重要な役割を果たす.
電磁界解析,光信号処理などに関する知識,および,光回路設計,作製,評価などに関するスキル
光導波路内の2次元的な光干渉を利用した多モード干渉光導波路構造を利用して,多端子光カップラの設計技術を確立する.それによって,新しい機能を有する光学素子を実現する.多値変調などの高度な光変調や,高速光演算回路など,将来の光通信や光演算などへの応用を検討.