山添 大丈Hirotake Yamazoe

准教授|博士(工学)

[mail] yamazoe@eng.u-hyogo.ac.jp

電気電子情報工学科 電子情報工学コース
電子情報工学専攻 視覚メディア工学研究グループ

画像処理やマイコンを使ったロボットのプログラミングなどの講義・演習を担当しています.講義で説明した手法のサンプルプログラムを提供するなど,自分で手を動かして理解してもらうことを意識して授業を進めています.

人の意図・集中度などの内面を理解できるコンピュータ

学べる内容・身に付くスキル

カメラを利用した顔表情の取得など,人の様々な行動を計測する装置・手法が学べます.またVRで様々な状況を作成して人の行動を計測することもあるため,VRのプログラミングについても学べます.

コンピュータやロボットが人と適切にインタラクションするためには,相手の人物の興味・感情や意図などの内面(内部状態)を理解できることが重要です.人の内部状態は,顔表情や視線,身体の動きなど様々な人の行動として表出されるため,内部状態の違いによって生じる人の振る舞いの違いに着目し,行動の変化から内部状態を推定することを目指し研究を進めています.

人と賢くインタラクションできるロボット

学べる内容・身に付くスキル

ロボットを動かすプログラミングやマイコン・センサ,3Dプリンタなどを利用したロボットの開発,人の印象を評価する手法などについて学べます.

ロボットが人と賢くインタラクションできるためには,相手の人物の興味・意図などを理解し,それを踏まえて振る舞いを決定したり,相手に働きかけたりすることも重要です.視線から推定した興味対象に応じて,ぬいぐるみロボットが案内するインタラクティブ看板システムや,掃除ロボットのような非生物型ロボットによる感情などの内部状態の表現手法,触覚表現を行うぬいぐるみロボットなどの研究を行っています.