講義では、内容と対応する身近な例を示し、わかりやすく解説する。
電子レンジで応用されているマイクロ波を利用し、界面の性質や溶液の性質が変わることを学ぶ。
溶液にマイクロ波をあてると、物性値等に特異的な性質がみられる。同様に、液液や気液の界面では、張力などの性質が変化する。通常の加熱では得られない現象を発見し、種々の化学プロセスに応用する研究を行っています。
化学工学で重要な無次元数をラボスケールの実験で適用し、その重要性を学ぶ。
通常の化学プロセスでの熱や物質の移動現象は無次元数で制御されることが多く、この無次元数は、現象の予想や最適化、スケールアップにも役立ちます。電子レンジ(マイクロ波)のプロセスでは、オン、オフのみの制御が行われ、反応や温度を制御することが困難でした。当研究室では、無次元数を提案し、電子レンジの新たな制御法の開発を行っています。