構造物に使われる材料が様々な種類の力や温度変化を受けたときの変形や強度に関する物づくりの基本となる教育・研究を行っています。講義は， ｢材料力学｣や｢固体力学｣を担当し，演習を多く行うことでより実践的な能力を養うことを心掛けています。研究では，異なる材料の接合部の強度評価に関する研究を行っています。
構造物に使われる材料が様々な種類の力や温度変化を受けたときの変形や強度に関する物づくりの基本となる教育・研究を行っています。講義は， ｢材料力学｣や｢固体力学｣を担当し，演習を多く行うことでより実践的な能力を養うことを心掛けています。研究では，異なる材料の接合部の強度評価に関する研究を行っています。
はく離試験において，材料試験機・各種計測機器の原理や操作方法を身につけることができます。また，はく離シミュレーションにおいて，有限要素解析の知識を身につけることもできます。
複合構造を有する部品では，構成する材料の特性が異なるため，接合面での力学的な評価を行う必要があり，破壊力学を適用することで合理的に接合強度を評価する手法の研究を行っています．本研究では，大変形を伴いながらはく離する皮膜のはく離強度をはく離実験およびシミュレーション結果を基に破壊力学的に検討しています。はく離強度を合理的に評価できれば，最適な皮膜材料・皮膜寸法・接合技術の選択を行うことができます。
複合材形状の最適化，アクチュエータの機構解析などのシミュレーション能力が養えます。
超弾性形状記憶合金の大変形特性と強磁性材料に発生する磁力を利用し，それらの複合材を用いて，磁気駆動アクチュエータの開発に取り組んでいます。高負荷能力を有するアクチュエーターを作製するためには，超弾性形状記憶合金と強磁性材料の複合材形状を最適化する必要があり，シミュレーションにより検討しています。本アクチュエータは，小型で高負荷能力を有するトルクアクチュエーターとして，航空宇宙産業での使用を想定しています。