「2003年度第2回 粉体操作に伴う諸現象に関する勉強会」ご案内
本年度第2回の「粉体操作に伴う諸現象に関する勉強会」を下記のように開催いたします。
今回は、今年完成したばかりの京都大学桂キャンパスを会場に、工学部増田研究室・東谷研究室の見学を予定しております。また、静岡大学の立元さんと琉球大学の原田さんに話題提供をお願いしております。
粉体工学会の秋期研究発表会の翌日の開催ですので、
皆様奮ってご参加・ご討論下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
【問い合わせ・申込先】
E-mailにて石田宛にご連絡下さい。なお、参加人数把握のため、申込〆切を原則10月14日(月)とさせて頂きます。申し込まれた方には、会場などの詳しい案内をお送りいたします。
産業技術総合研究所 環境調和技術研究部門 石田尚之
〒305-8569 茨城県つくば市小野川16-1
Tel:0298-61-8474 Fax:0298-61-8458
E-mail: n-ishida@aist.go.jp
京都大学大学院工学研究科 化学工学専攻 田之上健一郎
〒615-8510 京都市西京区桂
Tel:075-383-2695 Fax:075-383-2645
E-mail: tano@cheme.kyoto-u.ac.jp
− 記 −
<日時>
2003年10月23日(木)11:00集合 17:30解散
<場所>
京都大学桂キャンパス 化学工学セミナー室(A3棟025号室)
(交通アクセスについては、http://www.cheme.kyoto-u.ac.jp/
の「交通アクセス」を参照してください)
<参加費(懇親会費含む)> 2000円(社会人), 無料(学生)
<プログラム>
11:00 開会挨拶
11:00-11:10 自己紹介
11:10-12:10
「流動層内に投入した多孔質固体の乾燥特性」
静岡大学工学部物質工学科 立元 雄治氏
(講演要旨)
流動層乾燥は熱・物質移動速度が高く,高速度乾燥が可能であるが,流動化が困難な材料(スラリー状材料や比較的大きな材料)には一般に適用できない.そこで,流動化可能な粒子(流動媒体粒子)をあらかじめ流動化しておき,そこに被乾燥材料を投入する方法が提案されている.この方法により,スラリー状材料から比較的大きな材料まで,流動層乾燥が適用可能となる.本研究では,比較的大きな材料を流動媒体粒子の流動層内に投入した場合について乾燥特性を調べた結果について報告する.
12:10-13:30 昼食
13:30-14:30
「固体粒子間の流体力学的相互作用に関する研究」
琉球大学工学部機械システム工学科 原田 周作氏
(講演要旨)
固液二相流や微小粒子で構成される固気二相流では、近傍粒子の存在や運動に伴う周囲流れ場の変化が、粒子運動に大きく影響を及ぼすことが知られている。本講演ではこのような粒子間の流体力学的相互作用に関して、さまざまなアプローチによる研究事例を紹介する。
14:30-16:00 研究室見学 京都大学増田研・東谷研
16:00-17:30 懇親会
17:30 閉会挨拶
「2003年度第2回粉体操作に伴う諸現象に関する勉強会」参加者リスト
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氏名 |
所属 |
1 |
岩崎 智宏 |
大阪府立大学 佐藤研究室 |
2 |
野村 俊之 |
大阪府立大学 小西研究室 |
3 |
押谷 潤 |
岡山大学 工学部 物質応用化学科 |
4 |
山本 徹也 |
京都大学 工学部 東谷研究室(D1) |
5 |
森貞 真太郎 |
京都大学 工学部 東谷研究室(D2) |
6 |
渡邉 哲 |
京都大学 工学部 東谷研究室(D2) |
7 |
中田 真人 |
京都大学 工学部 増田研究室(M2) |
8 |
中里 勉 |
群馬大学 工学部 生物化学工学科 |
9 |
三尾 浩 |
東北大学 多元物質科学研究所(D3) |
10 |
飯村 健次 |
姫路工業大学 |
11 |
WULED LENGGORO |
広島大学 大学院工学研究科 物質化学システム専攻 |
12 |
倉嶋 誉 |
岐阜薬科大学 製剤学教室 |
13 |
松本 勇二 |
同志社大学 工学部 粉体工学研究室 |
14 |
立元 雄治 |
静岡大学 工学部 物質工学科 |
15 |
原田 周作 |
琉球大学 工学部 機械システム工学科 |
16 |
田之上 健一郎 |
京都大学 工学部 増田研究室 |
17 |
石田 尚之 |
産業技術総合研究所 環境調和技術研究部門 |
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