ナノ・マイクロ構造科学研究センター

  • HOME
  • Japanese
  • English
連絡先

兵庫県立大学大学院
工学研究科

ナノ・マイクロ構造科学
研究センター

Research Center for Nano-Micro Structure Science and Engineering,
Graduate School of Engineering, University of Hyogo

〒671-2280
兵庫県姫路市書写2167
兵庫県立大学インキュベーションセンター3F
TEL/FAX: 079-267-4916
Email: neas1@incub.u-hyogo.ac.jp
URL: http://www.eng.u-hyogo.ac.jp

センター長からのごあいさつ

山崎徹

 ナノ・マイクロ構造科学研究センターが発足して5年が過ぎました。本研究センターは、平成23年4月に兵庫県立大学大学院工学研究科と東北大学金属材料研究所との学学連携拠点として兵庫県重点施策に認定され発足しました。本研究センターの設置と同時に、東北大学金属材料研究所関西センター・兵庫オフィスが本学姫路工学キャンパス内に設置され、両大学の特徴を生かした新しい大学間連携活動の試みとして注目されてきました。当初は、同年3月11日に東日本大震災が発生し、その後遺症に苦しみながら研究室の立ち上げ作業を行ったことが思い出されます。  本学では、世界最高レベルの各種超微細加工技術の開発研究が活発に推進されています。工学研究科では、これら技術の高度化と革新的な応用用途開発を戦略的基本方針の一つとして推進してきました。ナノ・マイクロ構造科学研究センターの設立に際しては、工学研究科内の各専攻分野の枠組みを超えた組織づくりを行うとともに、材料開発分野では東北大学との連携研究を、超微細加工分野ではドイツ・カールスルーエ工科大学(本学との学術交流協定大学)との連携研究を行っています。

 現在、本研究センターでは、超省エネITデバイス等の精密部材開発の実用化を目指した産学連携研究が活発に進められています。さらに、本研究センターの基盤技術を基に、新たな産業利用への展開を求めて、平成28年4月に発足予定の「先端医工学研究センター(仮称)」の設立準備にも主導的な役割を果たしています。

 H28年度は、第二期となる次の5年間の開始年度であり、新たな気持ちで本パンフレットを編集いたしました。第二期の目標として、産学連携による超精密部材の本格的な実用化研究の推進と、超微細加工・材料開発技術を活かした医工学分野への展開を図ります。さらに、関西地区を中心とした広域の産学官連携活動の推進により、本研究センターの研究成果を社会に還元し、実効性の高い産業支援を目指します。

 引き続き、皆様のご支援とご鞭撻をお願い致します。

平成28年4月1日

ナノ・マイクロ構造科学研究センター長 山崎徹

pagetop
pagetop