教 授 :奥 田 孝 一 (Okuda Koichi)
講演・セミナー


 連絡先

〒671-2201 姫路市書写2167
兵庫県立大学 大学院 工学研究科 機械系工学専攻 機械知能工学部門
 (工学部 機械システム工学科)
Tel. 079-267-4977 (直通) Fax. 079-267-4977



専門分野 

 生産加工,切削加工,超精密切削加工

担当科目  シラバス 

 学部 機械工作II,生産システム工学(生産工学),機械設計II,機械システム設計製図I
     機械知能工学実験,CAD/CAM実習,機械知能工学演習,外国書輪講
     超精密加工学,機械知能工学特別演習(大学院前期課程)
     機械知能工学講究I,機械知能工学セミナI(大学院後期課程)

略  歴
 
 1978年 神戸市立工業高等専門学校機械工学科講師,助教授
 1987年 神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了,工学博士
 1993年 姫路工業大学工学部機械知能工学科 助教授
 1996年〜1997年 米国イリノイ大学在外研究員
 2004年 兵庫県立大学大学院工学研究科機械系工学専攻 助教授
 2006年 同 上,教授

所属学会 

 日本機械学会,精密工学会,砥粒加工学会
 軽金属学会,銅及び銅合金技術研究会
 日本ロボット学会,設計工学会,日本工学教育協会


研究内容(1999年版兵庫県立3大学研究者総覧より)

コンピュータのハードディスク基板,レーザプリンタに使用されているポリゴン
ミラーなどの部品は,1μm (1/1000 mm) 以下の寸法精度が要求される非常に
精度の高い精密部品です.これらの部品を加工するためには,非常に高い運動精
度の主軸や送り機構を持った工作機械と刃先の鋭利なダイヤモンド工具,そして
加工のソフトウェアが必要となります.高精度・高能率加工を実現するためには,
それに加えて加工のメカニズムの理解,すなわち金属が切れるという現象はどの
ように起きるのか,刃先近傍の微小領域での金属の変形・破壊挙動はどのように
なるか理論的側面から解明することが極めて重要となります.このような観点か
ら私たちは,主として超精密切削加工機による切削実験とシミュレーション解析
に基づいて,超精密超微小切削のメカニズムの解明を行っており,その成果は高
度生産加工技術の発展に寄与するものであります.