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教員詳細

木村 真晃 [きむら まさあき]
准教授|博士(工学)
メールアドレス mkimura@eng.u-hyogo.ac.jp
木村 真晃

研究テーマ:異材摩擦圧接の接合メカニズム解明と低入熱摩擦圧接手法の展開

 構造物,製品,機器を製造・作製する際には溶接・接合することが必要であり,その使用用途に合わせて溶接・接合方法を選択しなければなりません.また,今世紀のものづくりの発展のためには,材料を適材適所に配置することができる異材継手の利用が不可欠となっています.しかし,この異材継手は,主として2種類以上の金属材料を組み合わせて作製しますが,材料の組み合わせによっては接合部に両者の中間的な層が生成してしまいます.この中間的な層は,一般に硬くて脆い場合が多いため,異材継手の特性はこの層に大きく影響を受けるため,できるだけこの層を生成しない異材継手を作製することが強く望まれています.そこで,下記のような研究を実施しています.
①異材摩擦圧接の接合メカニズム解明に関する検討
 摩擦圧接において,異種材料の接合メカニズムは同種材料のそれとは大きく異なります.よって,接合部から破断しない良好な継手が得られる接合条件も大きく異なります.ここでは,各種材料を用いて接合メカニズムを明らかにし,実際にどのような条件を満足したときにそのような継手が得られるかを実験的・論理的に解明することを目的として行っています.
②低入熱摩擦圧接手法の展開
 摩擦圧接では接合する部材の形状も様々です.よって,接合する部材形状が変わった場合にはどのような条件としなければ接合部から破断しない良好な継手が得られるかは十分に明らかにされていません.ここでは,低入熱摩擦圧接法や接合自己完了型摩擦圧接法などの接合手法を通じ,接合する部材形状が変わった場合にもそのような継手が得られるかを実験的・論理的に解明することを目的として行っています.

  • 異材継手の例

    異材継手の例