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教員詳細

岡田 翔 [おかだ しょう]
助教|工学博士
岡田 翔

研究テーマ:放電発光現象特性の把握とその応用技術の開発

 本研究グループでは電気の基礎から電力の発生や輸送といった電気の応用までの幅広い分野に取り組んでおります。私が主に取り組んでいる研究は放電の基礎分野に関する研究です。
 本ページで述べている放電は人工的な雷というイメージです。放電は発生する条件や場所によって、その規模や特性は大きく異なり、多くの種類があります。それらの特性をうまく用いて私たちの生活の中にも放電を用いた多くのものがあります。代表的なものでは蛍光灯やネオン管などが挙げられ、その他にも汚水処理や空気洗浄機などにも応用されている例もあります。
 一般的によく知られている雷は大きな音と光を伴いながら空から地面に落ちる現象という認識だと思いますが、一瞬のことでどのような現象なのかを肉眼で把握することは非常に困難です。そこで私は高速度カメラ(一般的なデジタルカメラのシャッタースピードの10万倍まで撮影可能)を用いてその放電を撮影し、どのような放電がどのくらいの規模でどのようにして発生しどのような影響を及ぼすのかを調べる研究を行っております。
 下図はどちらも放電の様子ですが図1は一般的なデジタルカメラを用いて放電を撮影したものです。放電が上下の電極の間に形成されていることが分かります。この現象を高速度カメラを用いて撮影すると、図2のように上下の電極間を放電が進展している様子がわかります。放電は非常に速い現象で簡単に計測することができませんが、特殊な機材を用いて計測を行うことで放電の特性を把握し、放電に関する研究や応用技術が飛躍的に向上することが私の研究の目的です。

  • デジタルカメラを用いた放電撮影

    デジタルカメラを用いた放電撮影

  • 高速度カメラを用いた放電撮影

    高速度カメラを用いた放電撮影