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教員詳細

高垣 直尚 [たかがき なおひさ]
助授|博士(工学)
メールアドレス takagaki@eng.u-hyogo.ac.jp
高垣 直尚

研究テーマ:微粒化メカニズムの解明(噴霧ノズル開発や台風強度の高精度予測)

 現在,微粒化現象に関連した,以下の2つの研究を行っています.
1.噴霧ノズルの開発
航空機エンジンなどでみられる噴霧燃焼の高精度の予測計算シミュレーションは,エンジンの高効率化・安全性向上などのために重要である.しかし,液体(燃料)フィラメントが微小液滴群へと分裂する過程(微粒化と呼ばれる)は,雰囲気温度,圧力,乱流強度の影響を受けるため非常に複雑であることから,いまだに十分解明されていない.そこで,本研究では位相ドップラ式粒子流速計やシャドウサイジング法などを併用した室内実験を通して,また,スーパーコンピュータを使用した直接数値計算法を用いて,本微粒化現象の解明・噴霧ノズル開発を行う.

2.台風強度の高精度予測
ハリケーンや台風などの熱帯性低気圧は,強風,大雨,高潮により人間社会に対して甚大な被害を及ぼすことから,その発達・減衰を正確に予測することはきわめて重要である.しかし,近年,波しぶきのたつ荒れた海水面を通しての運動量・熱輸送などの物理メカニズムが十分に解明されていない点が,ハリケーン・台風の予測精度向上を阻んでいる,と指摘されている.そこで,本研究では台風シミュレータ水槽などの実験装置や数値シミュレーション法を用いて,気液界面を通しての運動量・熱・物質輸送機構の解明を行う.

  • 噴霧燃焼の数値シミュレーション(京都大学工学研究科・黒瀬准教授より)

    噴霧燃焼の数値シミュレーション(京都大学工学研究科・黒瀬准教授より)

  • 台風シミュレータ水槽

    台風シミュレータ水槽