学部・研究科案内

波動物質計算科学研究グループ

専攻 電子情報工学専攻
参加者 氏名 職名 専門分野
佐藤 邦弘 教授 医用光診断、生体光計測
倉本 圭 准教授 並列・ビックデータ処理、物理化学、3次元計測
阪本 卓也 准教授 電波計測信号処理・レーダイメージング技術
     
     
教育・研究の概要

 ディジタル・ホログラフィを使った4次元顕微鏡や3次元断層顕微鏡、計算科学シミュレーション、超音波やレーダ計測を用いた人体情報の取得などの研究を行っています。

主な研究テーマ(1) タイトル

生体光計測のための4次元ホログラフィック顕微鏡と3次元断層顕微鏡

説明

 ホログラフィの技術を使った3次元顕微鏡や生体の光計測について研究しています。ホログラフィック顕微鏡を用いると、水中微生物の高分解能な3次元動画撮影が可能になります。また、コンピュータ処理を行うと、3次元断層画像や光の解像限界を超える超分解能3次元画像、超高感度な3次元断像画像を得ることができます。開発技術の医用応用として、眼などを診断するための高性能な光計測についても研究を行っています。

主な研究テーマ(2) タイトル

モデル理論・実験計測・計測シミュレーションを活用したシステム分析と開発

説明

 モデル・計測・シミュレーションを駆使した、環境問題や医療健康問題を解決するシステム開発をすすめています。3次元形状、時系列データ、材料組成などの分光データ等の多くの情報を取得し処理することでシステムの高機能化と新機能を持ったシステムの分析や創成をめざします。 今後は人工知能をシステムに取り込むことについてもチャレンジしていきます。

主な研究テーマ(3) タイトル

レーダによる人体の高次センシング・イメージング技術

説明

 人が近づけない災害現場での救助活動などでは、カメラが使えない濃い煙の中でもレーダにより周囲のイメージングが実現できます。さらに、レーダを使った見守り技術を開発し、家庭の安全を守ることも目指しています。レーダを使えばカメラと違ってプライバシーの心配もなく、転倒した人や体調の悪い人を見つけて医療機関に通報することができます。さらに、呼吸や心拍さえもレーダでモニタリングできます。私たちの研究グループでは、超音波やレーダといった計測工学に情報工学や医学を融合させた先進的な信号処理技術を開発しています。

応用分野

・生体計測用の断層顕微鏡、超高感度断層顕微鏡、培養細胞3次元モニタリング
・自動車排ガス触媒、電池電極反応、3次元計測システム、医療健康情報処理
・災害救助ロボット、医療生体センシング、空港保安検査、車載イメージングレーダ

技術相談、共同研究等の可能な分野

[佐藤]
水中微生物・微粒子光計測、細胞レベル光医療診断、生体断層光計測
[倉本]
並列計算・ビックデータ・反応シミュレーション・分子分光・電子状態計算・表面科学・マルチスケールマルチフィジックス計算・3次元計測
[阪本]
非接触での呼吸心拍測定・カメラレス高齢者見守り・非接触不審物検出