機械工学と材料工学は、20世紀の工業化が進んだ時代以降、あらゆる「ものづくり」の最も重要な基盤を担ってきました。工業的な生産のためには機械が必要ですし、材料がなければものづくりはできません。材料工学によってもたらされる高機能な新材料や、機械工学に基づいて設計された人間や環境にやさしい機械が、私たちの未来を明るくするために今後も必要であることは疑いようもありません。本学科では、初年次に力学を中心とした工学基礎科目と充実した実験・実習によって「ものづくり」の基礎を学び、2年次以降「機械工学」と「材料工学」のふたつのコースから自らの興味と適性に応じたコースを選択し、それぞれの分野の高度な専門科目を修得していきます。これらの教育を通して、課題を発見して解決する能力を身につけた国際的に通用するエンジニアを育成していきます。
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