講義では振動・波動論などを担当しています。電気回路や電磁気学を学ぶためには、振動・波動現象の数理が欠かせないので、難解な数式でも直観的に理解できるような説明を心がけています。研究では光を用いるナノテクノロジーを開発しており、エネルギー変換やバイオセンシングなどの応用開拓を目指しています。
レーザーや分光器などの光学機器の取り扱い、光を扱う電磁場シミュレーション、電子線リソグラフィ等の微細加工技術
光エネルギーを高効率に熱に変換できる「プラズモニック金属ナノ構造」を設計、製作、そして物性評価し、さらにナノテク分野での応用開拓まで行っています。
レーザーや分光器などの光学機器の取り扱い、光を扱う電磁場シミュレーション、熱流体現象の数値シミュレーション
光は波動であるため、微弱ながら進行方向に圧力を生じます(光圧)。この光圧を用いると、微小な物体であれば捕捉したり輸送することが可能です。我々はこの光圧に加えて、レーザー照射に誘起される流体現象も利用して、ナノ物質を自由自在に操作する新技術を開発しています。