主に植物を対象として、機械学習に関する研究に取り組んでいます。講義で学ぶ情報科学の知識は、専門知識を持つ人のみでなく、多様なバックグラウンドを持つ人にとっても学問の根幹となると考えます。それらの知識を学びながら、特に樹木や水生植物の葉の画像を用いて、機械の思考を探りながら研究を行っています。
コウキクサの栽培方法、画像認識技術の知識、コーディングスキル、および研究の問題解決に対する思考が身に付きます。
本研究では、ウキクサ科植物の一種であるコウキクサの画像1枚から成長率を推定する問題を扱います。コウキクサはバイオマス資源(バイオ燃料)として有用な植物です。その一方で葉が一定以上の密度になると、その成長速度は低下してしまうという課題があります。そこで栽培環境を適切に管理することにより、コウキクサの成長率を最大化することを目的とします。
コウキクサの栽培方法、画像認識技術の知識、コーディングスキル、および研究の問題解決に対する思考が身に付きます。
本研究では、コウキクサの栽培、収穫等を自動化する研究に取り組みます。コウキクサはバイオマス資源として有効活用が期待されている植物です。バイオマス資源にする際には、植物体を栽培、撮影、収穫する必要があります。これを全て手作業で行うことはコストが高いと考えられます。そこで様々な作業を自動化することにより、最終的にはコウキクサを資源化できるように工夫することを目指しています。