講義では主に実習を担当しており、実験や実習の現場を通じて、基礎的な化学の知識が最先端の材料開発や社会実装にどのように繋がっていくのかを肌で感じ、本質的な理解を深められるような指導を心がけています。
研究においては、有機分子における電子スピンやスピン多重度の制御を基盤とした、次世代の光機能材料の開発に取り組んでいます。外部刺激への応答を利用し、従来の枠組みを超えた新しい光物性を開拓しています。
有機分子の設計・合成技術や、分光測定による物性評価のスキルが身に付きます。
有機分子における電子スピンやスピン多重度の制御を基盤とし、新しい有機光機能材料の創成と物性評価を行っています。酸塩基や酸素濃度などの外部刺激によってスピン状態が可逆的に変化し、それに伴い光物性が切り替わる刺激応答型分子システムを構築しています。従来の分子構造を大きく変える手法とは異なり、骨格を変えずに吸収・発光波長やエネルギー効率を自在に変調できる点が強みです。合成した分子は、化学センサーや次世代の光情報記録素子をはじめ、有機EL、有機太陽電池、光免疫療法など幅広い分野への応用展開を目指しています。