1年生に対して,化学工学概論Ⅱで化学工学の導入を行います。また,2年生では,化学工学,物理化学Ⅱを分かりやすく理解させ,さまざまな課題・問題に対して解決できるよう講義をします.3年生では,物理化学,流体力学,材料力学を網羅する実際のプラント建設の課題に対応する能力を講義と演習を通じて習得してもらいます。卒業研究では,研究の進め方を指導し,環境エネルギー工学的考え方のできる人材を育成しています。
溶液に溶けている有用な物質を分離,精製することは普遍的な技術であり,分離現象の原理の追求を進めます。
有機混合物から無機水溶液までの基礎物性の測定とデータによるモデリングに取り組んでおります。また,高圧力技術には持続化な生産技術に繋がるキーがあると考えております。温度や濃度による各種操作ではなく圧力による各種操作の開発の目指しています。
化学工学の各種単位操作の省エネルギー化,再生可能エネルギーのありかたを学びます。
結晶を作り出すことは簡単にできますが、厳密に同じものを作ることは生きている生物と同じで困難で、このことが晶析が芸術と言われている所以です。溶液熱力学、高圧力科学、移動現象論を基礎に置いた化学工学により、結晶をコントロールできる技術開発を行っております。具体的には、バイオ燃料の生成法、高圧力電池などの開発につなげております。