担当する講義では、他の講義で学ぶ知識との関連にも触れながら「なるほど!」という腹落ち感を体験できる講義を目指しています。研究ではマイクロマシン、生物、化学の学際領域を担当しています。微細加工を基盤としてこれまでに無い技術の創造に挑戦する、やりがいのある研究テーマを設定して取り組むようにしています。
論理的に考える技術、異分野を横断する自由な発想。
独自のマイクロ流体制御概念の「CLOCK」による化学プロセスの自動制御を研究しています。微細加工で作製したマイクロ流路によって、液体を自在に制御する「流体回路」を実現します。従来、大型の専用機器でしか実現されなかった高性能な検査技術の小型化を実現し、誰でもつかえる革新的な検査技術の実現に貢献します。
論理的に考える技術、異分野を横断する自由な発想。
手のひらサイズの実験代行ロボットの実現に取り組んでいます。人工知能がロボットの手となるアクチュエーターを搭載したマイクロチップを制御して、高度な実験をする仕組みです。このマイクロチップ型のテクニシャンは研究の生産性を飛躍的に高め、再生医療等、次世代医療への貢献も期待されます。