制御工学に基づく制御理論と実験検証を重んじ,その両方を通して制御の面白さを伝えられるようなわかりやすい指導を心がけています.研究では主に,生物模倣ロボットや群ロボットシステム,群知能,災害対応ロボット,不整地移動ロボットの開発を行なっており,これらの研究がフィールドスワームロボティクス研究室という研究室の名前の由来になっています.角田研究室で世界で君だけのロボットを作りませんか?
実際の生物群の計測,画像処理,計測データに基づく行動モデリング,AIデータ解析,生物模倣ロボットの開発などのノウハウを学ぶことができます.
進化の過程で獲得してきた生物たちの魅せる知能のカラクリを制御の観点から解き明かし,それを人工物(ロボット)に応用する研究です.実際に群れをなす動物の振る舞いを計測したり,制御理論を駆使してその振る舞いの謎を明らかにしたり,生物たちに倣った「賢い」ロボットを開発したりします.この研究を通して,従来のロボットが苦手とする未知環境下において,たくましく,いきいきと動くためのロボットの制御原理を構築し,社会の役に立つ基礎技術を実現することを目指しています.
ロボットを製作するための3要素:ハードウェア(工作機械,3DCAD,3Dプリンタ),ソフトウェア(MATLAB,ROS,Python),エレキ(基盤設計)などの開発技術を網羅的に学ぶことができます.
土砂災害現場や月面などの過酷な環境下で人の代わりにタスクを行うロボット群システムの開発に取り組みます.従来の大型・大重量の土木作業用建機による現場対応ではなく,小型で異なる機能を持った複数のロボット建機で復旧作業やインフラ構築を行うロボットの開発を行っています.これにより,今までにない新たな土工作業技術の開発,および人を助けるロボットの実現を目指しています.