• 0. 準備
• 1. プログラムの作成
• 2. コンパイルと実行

0. 準備

• z:\pe(zドライブのpeというフォルダ)の中に週の2桁表示を名前とするフォルダをつくる．
  例：1週目だと「01」(「」は含まない)
  ※各週の作業はこのフォルダの中で行います．ソースコードや実行ファイルはここに置いてください．

1. プログラムの作成

1. ファイルの作成
   • 作業用のフォルダを開き，右クリックから新規作成を選び，テキストファイルをつくる．
   • つくったファイルのファイル名を変える(このとき，「.txt」の部分は必ず「.c」に変える)．
     ※プログラミング演習では問題ごとにファイル名が決まっており，各問題の冒頭に{{pe%year%XX_XX.c}}という形式で指定されています．
     
     
2. ファイルの編集
   テキストエディタを使ってプログラムを作成する．編集後は忘れずに保存すること．
   • プログラミング演習ではテキストエディタは「サクラエディタ」を使用します．
     
     
     
   • ウィンドウにファイルをドロップすると編集できます．
     
     
     
   • プログラムを書く
     
     
     
   • 編集後は忘れずに保存してください．
     
     
     

2. コンパイルと実行

1. 開発者コマンドプロンプトの起動
   • 「スタート」ボタン→「Visual Studio 2017」をクリックする．
     
     
     
   • 「開発者コマンドプロンプト for VS2017」をクリックする．
     
     
     
   • 黒いウィンドウ(コマンドプロンプト)が起動する．
     
     
     
     TIPS: コマンドプロンプト内ではコマンドを入力することでPCを操作します．

     • コマンドは以下の書式になっています．

       コマンド名 オプション1 オプション2 ...

     • コマンド名やオプションの間はスペースで区切ります．
     • オプションの数や何を指定できるかはコマンドによって異なります．
   
   
2. 作業フォルダへの移動
   • コマンドプロンプトに以下のようなコマンドを入力後，Enterを押す．
     cd /d Z:\pe\01
     • 01の部分は週番号です．2週目は02，13週目は13のように毎週変えてください．
     • cdはChange Directoryの意味
     
     
     TIPS:「Z:\pe\週番号」の部分はエクスプローラーからコピーアンドペーストすると楽です．

     

     ペーストの際は右クリックから「貼り付け」を選択してください．
     
     
   • 下図の最後の行のように作業フォルダに移動したことを確認する．

     C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2017\Community>{{cd /d Z:\pe\01}} Z:\pe\01>

3. ソースファイルのコンパイル
   • コマンドプロンプトに以下のようなコマンドを入力後，Enterを押し，C言語のソースファイルをコンパイルする．
     cl pe1901_01.c
     • pe1901_01.cの部分はファイル名です．コンパイルしたいファイル名を指定してください．
     • clはCompile and Linkの意味
     TIPS: ファイル名は途中まで入力してTabキーを押すと，押す度に候補を補ってくれます．
     
     
   • コマンドプロンプトに下図のようなメッセージが表示される．

     Z:\pe\01>{{cl pe%year%01_01.c}} Microsoft(R) C/C++ Optimizing Compiler Version 18.00.30723 for x86 Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved. pe%year%01_01.c Microsoft (R) Incremental Linker Version 12.00.30723.0 Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved. /out:pe%year%01_01.exe pe%year%01_01.obj Z:\pe\01>

     Errorという文字列が含まれていなければ，コンパイルは成功です(正しく動作するとは限りませんが)． Warningという文字列が含まれている場合は，コンパイル自体はできていますが，おそらく正しく動作しません．
     エクスプローラーから確認するとコンパイルしたファイルの「.c」の部分が「.exe」になったファイルができているはずです．
4. プログラムの実行
   下図のようにコマンドプロンプトにexeファイルのファイル名(.exeの部分を含む)を入力し，Enterを押す．

   Z:\pe\01>{{pe%year%01_01.exe}} Hello World Z:\pe\01>

   2行目～下から2行目までが実行結果です．表示される文字列はプログラムによって異なります． 何も表示しないプログラムであれば何も表示されません．
5. 実行結果の確認
   意図したように動作しているかを確認し，そうなっていなかったら，ファイルの編集, コンパイル～確認までを繰り返す．