引数として{{float}}型の実数{{x}}を持ち,戻り値として{{float}}型で
$|x|$($x$の絶対値)を返す関数{{abs}}を自分で定義し,
キーボードから入力した数の絶対値を表示するプログラムを作成せよ.
ただし,{{math.h}}で定義されている関数{{abs}}は用いてはならない.
図1にプログラムの一部を,図2,3に実行例を示す.
図1 プログラムの一部
Input: {{3}}
|3.000000| = 3.000000
図2 実行例(3を入力した場合)
Input: {{-3}}
|-3.000000| = 3.000000
図3 実行例(-3を入力した場合)
ヒント
- 関数{{abs}}のプロトタイプ宣言は以下のようになる.
{{float abs(float x);}}
- $$|x| = \begin{cases}
x & (x\ge0) \\
-x & (x<0)
\end{cases}$$
つまり,{{x}}の値に応じて返す値を変えればよい.
- 関数の定義の方法はは教科書P.74 4.2.2にある.