図1は,二次元配列の{{i}}行目または{{i}}列目の要素の和を表示するプログラムの一部である.
このプログラムは以下の仕様を満たす.
- 「{{axis=}}」の表示のあとに0または1を入力すると,0を入力したときには二次元配列{{a}}の{{i}}列目の和,
1を入力したときには{{i}}行目の和が表示される.0または1以外の値が入力されると「Error」と表示される.
- {{i}}の値の入力は{{axis}}の入力の後に行う.
- {{ROW}},{{COL}}のマクロ定義や二次元配列{{a}}の初期化の部分を変更するだけで,
サイズや初期値の異なる二次元配列に対しても正しく動作する.
このプログラムを完成させよ.
図1 プログラムの一部
図2,3に実行例を示す.
axis={{0}}
i={{0}}
sum=5
図2 実行結果(axis=0, i=0の場合.sum=1+4=5)
axis={{1}}
i={{0}}
sum=6
図3 実行結果(axis=1, i=0の場合.sum=1+2+3=6)
axis={{2}}
Error
図4 実行結果(axis=2の場合)
ヒント
- 和の計算は4週目の練習2が参考になる.
- 計算結果がおかしくなる場合は配列の範囲外の要素を足していないかを確認する.
- axisが2以上のとき以外にもErrorと表示すべき場合があることに注意すること.
図5 プログラムの一部