粉体工学会

1999年度第2回 粉体操作に伴う諸現象に関する勉強会

 拝啓、めっきり秋めいた今日この頃、若手研究者の皆様におかれましては益々ご

活躍のこととお慶び申し上げます。

 さて、本勉強会は、通称「若手勉強会」と呼ばれており、粉体工学に係わる、自

称若手(厳密な定義はない)研究者が集まり、講演者の研究発表に関して活発に討

論を行うことを目的としています。特定の研究テーマを掲げているわけではなく、

参加メンバーに応じて粉体工学全般の話題でバンバン討論します。

 本年度第2回目の勉強会を下記要領で開催いたします。東京農工大学の堀尾研究室

の研究室紹介、東京農工大学の桑木さんと広島大学のウレットさんの2件の話題提供

をお願いしております。奮ってご参加・ご討論下さいますよう、お願い申しあげま

す。

 

 ご出席される方は、郵便、FAX、E-mailにて福井宛にご連絡下さい。なお、参加人

数の確定等の事務手続き上の事情もあり、申込の〆切を

 

11月17日(水曜日)必着

 

とさせて頂きます。ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

 

会場案内図等は、参加申込者に後日メール等にて配布いたします。尚、東京農工大

へのアクセス及び構内図は東京農工大のホームページ

http://www.tuat.ac.jp/Gaiyou/trafficjp.html

http://www.tuat.ac.jp/Gaiyou/mapjp.html

にありますので、ご活用下さい。

 

問い合わせ先・申込先:福井国博 広島大学工学部

           739-8527 東広島市鏡山1-4-1

           Tel&Fax 0824-24-7853

E-mail: kfukui@ipc.hiroshima-u.ac.jp

 

 

 

日程:1999年11月26日(金)

   10:30-17:30

場所:東京農工大学BASE棟・1F会議室(135号室)

参加費(懇親会費含む):2,000円(社会人)、無料(学生)

 

プログラム

10:30-10:35 開会挨拶

 

10:35-10:45 自己紹介

 

10:45-11:45 東京農工大学堀尾神谷研究室研究紹介

11:45-13:00 昼食

 

13:00-14:15 話題提供

       「流動層に関するいくつかの数値解析」

          東京農工大学工学部応用化学科 桑木 賢也 氏

講演内容:流動層は固気接触が良好なことから、触媒反応、固体反応装置として幅

広く用いられている。工業プロセスにおいて、粒子間付着力は流動化停止を引き起

こすなど、開発の主要なリスク要因であり、その解析は必要不可欠である。この付

着力には様々なものがあるが、今回、固体架橋力(焼結)をとりあげ、離散要素法

(DEM)により高温での鉄粉粒子の流動化シミュレーションを行なった。この結果とと

もに、液架橋粒子の流動層シミュレーション結果についても紹介する。

 

14:15-14:30 休憩

 

14:30-15:45 話題提供

       「噴霧熱分解法を用いた機能性微粒子の製造」

          広島大学工学部化学工学講座 Wuled Lenggoro 氏

講演内容:機能性材料を応用したエレクトロニクスデバイスの開発を目指す上で、

粒径、形態および結晶構造が制御された微粒子を連続的に、迅速に製造できるプロ

セスの開発が重要となっている。ここでは、噴霧熱分解法による微粒子の製造、微

粒子性状と生成過程との関連性などについて紹介する。

 

16:00-17:30 懇親会


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