応用化学専攻修士2回生の太田雄規君が2016年8月8日~9日に東京工科大学において行われた第29回DV-Xα研究会において優秀ポスター賞を受賞しました。本会はDV-Xα法を中心とした分子軌道計算に関する研究会であり,独創性や質疑応答に優れた学生のポスター発表に本賞が授与されました。受賞した講演題目は「酸化黒鉛系炭素のCK端XANESにおける酸素官能基の構造」です。酸素を含む黒鉛系炭素材料を放射光軟X線吸収分析する際に必要となるスペクトル構造の解釈を理論計算で示し,実材料の分析に有効な知見を与えたことが評価されました。