化学工学専攻博士前期課程2年生の桑城志帆さんが2016年10月20日に千葉大学にて開催された第66回ネットワークポリマー講演討論会にてベストポスター賞を受賞しました。同討論会でのポスター発表の中からポスターの出来、説明の明快さ、質疑応答力に優れる5つの発表にベストポスター賞が与えられました。桑城志帆さんの発表題は「炭素繊維強化アクリル樹脂複合材料のイオン架橋」(共著者:中尾臨、松田聡、岸肇)というもので、熱可塑性アクリルポリマーを複合材マトリックス樹脂として用い、優れた力学特性、耐溶剤性、繰り返し熱賦形性等を兼備させるためにアクリルポリマーへのイオン架橋を提案し、共重合組成や金属イオン種の効果を議論したものです。同学会の懇親会にて授賞式が行われました。