化学工学専攻2回生の中村有沙さんが平成28年12月19日に大阪大学中之島センターにおいて行われた日本金属学会関西支部材料化学研究会・鉄鋼プロセス研究会合同研究会において優秀ポスター賞を受賞しました。この会議は材料化学および鉄鋼プロセスに関する研究会で、全体で32件のポスターエントリーの中から、特に独創性や質疑応答に優れた発表に本賞が授与されました。受賞した講演題目は「超硬合金都市鉱山からのタングステンの分離回収および二酸化炭素を原料とするWC炭化物の創成による資源循環」で、超硬合金廃材からレアメタル元素のタングステンとコバルトを分離回収、回収資源を二酸化炭素を炭素源として新規炭化物に再生し、白金代替触媒として活用できる可能性があることを見出したものです。