比嘉 昌Masaru Higa

准教授|博士(工学)

[mail] higa@eng.u-hyogo.ac.jp

機械・材料工学科 機械工学コース
機械工学専攻 生体工学

講義では、一方的に話すのではなく対話を心がけています。よってよくあてます。研究では、主に整形外科医との協力により、医療現場で役に立つことを目指しています。筋トレもしています。

人工関節に作用する力を求める研究

学べる内容・身に付くスキル

3DCAD/CAMによる設計製作、汎用ソフトによる電子回路の設計、最後は自分の手ではんだ付け、組み立てを行うことにより、一連のもの作りを経験する。

人工関節に実際にかかる力を測定可能な装置の開発を行っています。機械設計と電子回路設計の両方が求められる研究です。手術中の計測は、適切な軟組織の張力を術者が知ることを可能とし、 手術後の計測は、人工関節自体が受ける力学的条件を明らかにします。この力は、実測と同時に、筋骨格コンピュータモデルを用いた計算によっても求めることが可能です。

筋力の推定

学べる内容・身に付くスキル

筋骨格コンピュータモデルと計算ソフト(MATLAB)を用いて個々の筋力の値を計算により求めることにより、プログラミング技術が身につく

様々な運動時(歩行やスクワット等)に個々の筋肉が発する張力を計算により求めます。モーションキャプチャ装置を用いて実際に運動計測を行い、パソコン上で筋力を求める新たな数式を独自に構築します。運動時にどの筋肉をどの程度使用しているかは実は詳しく分かっていません。筋トレやリハビリ等をより効率的に行うためにも、筋力の計算は必要です。