
県大で学び,現在は企業で活躍する卒業生からのメッセージ
川崎重工業株式会社 藤本真巳子さん
(機械工学専攻 博士前期課程 2020.3月卒)
「エンジニアとして
働くこと」

県大工学部を志望した理由,大学や大学院での学びやキャンパスライフについて,先輩達が語ります.
機械・材料工学科 材料工学コース4年 陶器若那さん
「工学部女子のキャンパスライフ」
応用化学専攻 博士前期課程1年 向井悠夏さん
「大学院生の研究内容や
就職状況について」

先生方に,自身の専門分野や研究の魅力,工学部を選んだ動機等を聞いてみました.
- 研究内容や担当科目
- 工学部へ進学した理由または研究者になった動機
- 中⾼時代の得意科⽬
- 苦⼿科⽬と克服⽅法
- 大学教員の仕事の魅⼒や学⽣さんへのメッセージ
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1.AIと植物を組み合わせた研究をしています。 担当科目は、プログラミング演習、情報処理基礎、情報工学実験です。 |
2.研究者になった動機は、日々過ごす中で「研究は面白い!」という原点にいつも戻ってくるからです。また、学生さんと触れ合い、一緒に学ぶことにも刺激をもらっています。 |
3.得意科目:英語 |
4.苦手科目:物理(克服方法は、典型的な問題が載っている問題集を1冊完璧にできるようにすることです。その結果センター試験で86点を取り、「苦手」ではなくなったと思います) |
5.私は現在、博士後期課程という学生と、助教という大学教員の両方の立場をもっています。これはレアケースですが、情熱を持ち続けていれば一歩踏み出すことができると信じています。 |
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1.博士課程ではアルミニウム合金の研究に取り組んでいました。現在は分野が大きく異なりますが摩擦に関する研究を行っています。 担当科目は機械設計製図Ⅰ、機械・材料工学実験 |
2.天体観測や科学館が好きで、そのことを高校の先生に相談したところ、工学部への進学を勧められ、進学することにしました。 |
3.得意科目:音楽、体育、美術 |
4.苦手科目:世界史 (高校1年生で学んだオスマン帝国の授業で、早々に挫折しました) |
5.大学にはユーモア溢れる先生が多くいらっしゃいます。実験や研究を通じて、様々な新しい経験を積むことで視野が広がります。ぜひ、有意義な学生生活を送ってください! |
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1.担当科目はプログラミング演習、電子工学実験です。 |
2.研究者になった動機は、自分で考えた or 気づいた面白そうな現象をとことん調べて、それを形にすることができる仕事だと思ったからです。これはまだ自分しか知らないすごい発見なのでは・・!?と想像しながら、日々研究しています。 |
3.得意科目:国語・英語・数学 |
4.苦手科目:歴史 ひたすら暗記して乗り越えましたが、成績はずっと芳しくなかったです。 |
5.努力を惜しまなければ、最先端の研究に飛び込んでどんどん新しいことが進められるのは魅力だと思います(もちろん、中々思うように研究が進まないことも多いですが・・)。またそんな面白さ、大変さを学生のみなさんと共有しながら研究できるのは大学教員の魅力だと思います。 |
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1.研究テーマは多孔質触媒材料開発と水素生成反応への応用,担当科目は情報処理基礎、化学実験 |
2.モノづくりに興味があり工学部に進学し、研究を進めていく中で浮かんだアイディアをもっと試したいと思い研究職に就きました。 |
3.得意科目:数学、化学 |
4.苦手科目:歴史 テスト前だけ頑張って暗記していました。時代背景等も勉強してれば興味を持てたのかなと思います。 |
5.大学教員の仕事をしている中で、主体的に研究ができること、様々な発見ができること、成功した時の喜びを学生さんと分かち合えることに魅力を感じています。大学では様々なことに挑戦できるので大学でどんなことをしたいか考え、実りのある大学生活がおくれるよう頑張ってください。 |
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1.海水を原料とした安全でクリーンな夢のエネルギー「核融合発電」について研究を行っています。工学部の授業では「基礎電気電子計測」や「電気工学思考型実験」等を担当しています。 |
2.理科が大好きだったので高校でも理系を選択しました。大学で楽しそうに研究について語る教授の姿を見て憧れを抱き研究者を志すことにしました。 |
3.得意科目:国語、美術 |
4.苦手科目:体育(克服できてません…) |
5.誰も答えを知らない問題に取り組むことが研究なので、悪戦苦闘の毎日ですが、新しい発見をした時や成果が論文として形になった時はとても嬉しいです。興味がある学生さんは是非研究の世界に飛び込んでほしいと思います。 |
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1.専門分野は金属材料学.歯や骨の治療に使うチタン合金やマグネシウム合金,その複合材料の研究を主にしています.担当科目:結晶塑性学や材料工学実験 |
2.誰も知らない謎を解き明かしたいし,新しい物も作り出したい,と工学部を選択.便利な機械や道具もすべて物質で出来ている,物質こそはすべての基本でしょ!と材料工学科に.キラキラして強くて色々な所に使われて凄いじゃん!と金属工学を選択.学部→大学院と進むうち,研究って大変だけど楽しいな,と研究者を志すようになりました. |
3.得意科目:美術,音楽,英語,国語,化学 |
4.苦手科目:体育(絶望的),地理(世界史を選択しました) |
5.こんなもの出来ないかな?と考えた材料を作り出せたり,作り出せなかったり.やればやるほど知らないことや解らないことばかりになりますが,面白い物が出来たときや,新しい事が解った時はたまらなく楽しいです.学生さんの成長も励みになります. |
企画・作成
主催
兵庫県立大学工学部 ダイバーシティ推進室工学分室
共催
兵庫県立大学 ダイバーシティ推進室
兵庫県立大学 ダイバーシティ推進室工学分室
*兵庫県立大学工学部では,まだまだ少ない女子学生の工学部進学を促進し,優れたエンジニアや研究者の卵達の育成に積極的に取り組んでいます.
女子学生特別推薦入試や,オープンキャンパス企画「女子高生のためのサマーCafé」,在学生対象の「キャリアカフェ(年2回)」等,色々な取り組みを行っています.