平成22年度の研究室のスケジュールは下記のとおりです。
論文紹介のリストはこちら。
 

兵庫県立大学は海外の大学・研究機関と学術交流協定を締結しています。その一つであるワシントン大学(アメリカ・ワシントン州)とは研究および学生の交流を深めてきました。

 ワシントン大学との国際交流と語学研修の詳細はこちら。

*ワシントン大学シアトル校キャンパス風景、2006年世界大学ランキング22位に選ばれています。(ニューズウイーク日本版2006 9.27号掲載)
実験装置の組み立ての様子。二つのCTプラズマを合体させる実験。

下記のようなゼミを行っています。なお、大学院生の輪講については現在検討中です。また、夏季長期休暇時等を利用して他大学の研究室との合同ゼミを行なうことについても検討しています。

(1)定期ミーティング
・日時:月曜日16時30分〜
・対象:メンバー全員
・内容:研究報告、連絡事項の確認などを行います。

(2)プラズマ物理入門(輪講)
・日時:木曜日10時30分〜
・対象:学部4年生
・内容:「Introduction to Plasma Physics」(F.F. Chen 著)
英語のテキストを用いての輪講です。電磁気学の復習、英語の勉強にもなるので、大学院入試を考え
ている学生にとってはいい機会でもあります。各自が担当箇所の資料を用意し、説明を行います。

(3)研究・論文紹介
・日時:金曜日16時30分〜
・対象:メンバー全員
・内容:各自が関連する研究論文を紹介する場を設けています。

 

 

 

 

実験風景(シールドルーム内にて実験データ収集を行っている)。
April

卒研生配属、新歓コンパ

May 19th PSI国際会議(アメリカ、サンディエゴ)
June 第8回核融合エネルギー連合講演会(岐阜県・高山市)
July ICEE国際会議(韓国、釜山)
August 大学院入試
September 1ICCJ(Innovative Confinement Concepts Japan)合同サマースクール(神戸市須磨)、平成22年電気学会基礎・材料・共通部門大会(琉球大学)
October 23rd IAEA FEC会議(Daejon, Korea Rep. of)
November 52回アメリカ物理学会プラズマ分科会年会(アメリカ、シカゴ)、平成22年電気関係学会関西支部連合講演大会(立命館大学)、   第41回電気電子絶縁材料システムシンポジウム(秋田大学)、第27回プラズマ・核融合学会年会(北海道大学)
December

平成22年度核融合科学研究所共同研究会(岐阜県・土岐市)、  忘年会

January 核融合科学研究所研究会:「高ベータプラズマにおけるMHD平衡、安定性及び輸送特性に関する研究」(岐阜県・土岐市)
February 修士論文発表会、卒業研究発表会
March ISPlasma2011国際会議(名古屋工業大学)、電気学会全国大会(大阪大学)、卒業式、追い出しコンパ
 
三次元MHDシミュレーション結果(磁場構造の時間発展を解析している)。
大学ランキング(河合塾、各分野の専門家のアンケート結果に基づく評価)に本研究室が注目の研究室として挙げられています。これらの評価は研究成果が高く評価された結果です。今後さらなる評価を得るために、意欲のある学生のみなさんがメンバーに加わってもらえればと期待しています。
 
 
 
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(1)研究室で得られることは?: 

 本研究室では、「電磁気学」、「電気・電子回路」、「電気・電子計測」、「高電圧工学」、「パルス制御技術」、「絶縁技術」に代表される「電気・電子工学」の基礎と応用を実験を通じて学生が体得することを目標としています。

(2)「電気・電子工学」以外には?: 

 実験データ収集系の構築およびデータ解析プログラムの作成は実験を進める上で非常に重要な仕事です。卒業研究・修士研究を通じてそれらの知識を身につけてもらいます。

 これまでの修士・卒業論文のタイトル一覧はこちら。

(3)理論シミュレーション研究を希望することは?: 

 本研究室は実験研究が主体ですが、理論シミュレーション研究にも力を入れています。右に示した図は本研究室の学生がスーパーコンピュータを駆使して行った三次元電磁流体力学(MHD)シミュレーション結果です。また、高性能インバータ駆動モータ開発に向けた、大気圧放電シミュレーションも取り組んでいます。

(4)学会発表の機会は?: 

 通常、大学院生のうちに2〜3回の学会発表を行います。また、多くの大学院生がアメリカのプラズマ分科会(APS)を中心にして国際会議発表を行っています。

 APSでの発表リストはこちら。

(5)学生の進路は?:

 ここ数年の卒業生の就職先は以下のとおりです。なお、多くの企業が大学院博士前期課程修了者を希望するというのが実際です。研究室で実力をつけて、社会へ羽ばたいていくことを期待しています。また、研究職をめざす学生は博士後期課程への進学も視野にいれてください。 

 就職・進学先リストはこちら。

(6)研究室から一言:

 本研究室では、主として学部4年から大学院修士課程までの3年一貫した研究教育指導を行っておりますので、 配属希望の学生は、できる限り本学の大学院進学を視野に入れてください。

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