佐藤 孝雄Takao Sato

教授|博士(工学)

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機械・材料工学科 機械工学コース
機械工学専攻 制御工学研究室

制御工学はあらゆる事象を望むがままに、かつ、自動的に実現することを目指しており、Society5.0の実現に必須の学問です。制御工学では、想定される事柄全てを取り扱うため一般化した表現を好むことから少しとっつきにくい側面があるかもしれません。そこで、講義や研究グループ内では具体的な現象も取り交ぜて、できるだけ分かりやすい表現を心がけています。

ネットワーク系の制御

学べる内容・身に付くスキル

高度に通信ネットワークが発達した社会として、あらゆる物事が相互に結びついたシステムを制御する方法論を学びます。また、物事が高度に結びついた社会では、様々な安全性も十分に配慮して運用する必要があるため、セキュリティ関するスキルも同時に身につきます。

ロボット・ドローンなどの自律機器や人間が様々な社会インフラと一体化したネットワークシステムは様々な要素が複雑に結びついているため、一見するとその理解は大変困難であると思われます。実際に、全ての個々の要素を理解した上で全体を最適化するのは困難です。そこで、運用データを直接利用したデータ駆動設計法を利用する方法について研究しています。これにより、日々変化する社会をデータから理解することが可能になるほか、必要な機能を最適設計することが可能になります。

心身ともに健やかになる制御

学べる内容・身に付くスキル

健康寿命の増進・アスリートの訓練・安全なリハビリテーションを安全かつ快適に実現する運動機器を個人ごとに最適設計するスキルが身につきます。

人々が幸福に日々の生活を送るための条件の一つは、心身共に健やかな状態を保つことです。そのためには、必要な強度での運動が大変効果的です。そこで、年齢・性別・運動習慣などなど異なる背景の方々に最適な運動強度を提供する方法について検討しています。本来でしたら対象となる方の特性を十二分に理解した上で運動機器を制御すべきですが、非常に多くの方々を個別に理解することは現実的には困難です。そこで、個人の運動データを利用した設計法について検討しています。運動時のデータは誰でも取得可能なので、個人ごとの最適設計を効果的に実装することが可能となります。