専攻 | 電気物性工学専攻 | |||
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参加者 | 氏名 | 職名 | 専門分野 | |
藤井 俊治郎 | 准教授 | ナノカーボン、薄膜表面 | ||
教育・研究の概要 | ナノカーボン材料は、優れた電気的・半導体的特性、化学的安定性を有し、ユビキタス元素である炭素のみから構成される環境調和性が高い素材です。また、既存の材料にはない屈曲性や可撓性を有するため、半導体材料や透明電極として、フレキシブルエレクトロニクスなどへの応用が期待されています。 そこで、本研究グループでは、ナノカーボン材料を用いた電子デバイス応用として、以下の研究開発を行っています。 | |||
主な研究テーマ(1) | タイトル | カーボンナノチューブ薄膜トランジスタに関する研究 |
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説明 | カーボンナノチューブ(CNT)は、極めて高い移動度を持つ素材であるため、薄膜型のトランジスタへの応用が期待されています。簡便で安価な塗布プロセスによるCNT薄膜の作製法および高性能薄膜トランジスタの開発を行っています。さらに、複数の薄膜トランジスタを組み合わせた論理回路に発展させ、曲げられる電子ペーパーや、センサーを搭載したシートなどウェアラブルデバイスへの応用を目指しています。 |
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主な研究テーマ(2) | タイトル | グラフェン系材料を部材としたエネルギー変換素子の研究 |
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説明 | グラフェンは、炭素原子単層から数層の二次元層状物質であり、高い導電性と透過率を持つため、透明電極材料としての応用が期待されています。グラフェンを透明電極として用いたエネルギー変換デバイスの研究を行っています。また、グラフェンに酸素官能基がついた酸化グラフェンをバッファー層とした塗布プロセスによる有機・無機太陽電池の開発などを目指しています。 |
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主な研究テーマ(3) | タイトル | |||
説明 | ||||
応用分野 | 電子デバイス |
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技術相談、共同研究等の可能な分野 |
ナノカーボン材料 |