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電気系工学専攻/電力・エネルギー工学部門

電力系統工学研究グループ

上野 秀樹 教 授 《高電圧・絶縁システム,放電工学》
岡田 翔 助 教 《パルスパワー》

■研究の詳細については、こちらをご覧ください。
⇒電力系統工学研究グループWebホームページへ

教育・研究の内容

 電気回路,高電圧などの電気の基礎から電力の発生や輸送といった電気の応用までの幅広い分野の教育を担当しています。また,研究面では,雷に代表される放電現象の研究を行っています。これは,家庭に電力を安定して供給するために必要な「絶縁」技術に関するものであるとともに,高度に集積化される半導体分野においても重要な技術です。また,コピー機,プラズマディスプレイや環境浄化装置など幅広く利用されています。さらに,情報通信網・情報家電の発達にともない雷等の放電が機器に影響を及ぼす電磁環境問題,機器や材料中の微小な放電の検出と材料劣化診断などの電気電子材料の研究も行っています。

最近の研究テーマ

(1) 複合誘電体の絶縁破壊機構と環境調和形絶縁
(2) 部分放電の検出技術と絶縁劣化診断
(3) 沿面放電,誘電バリア放電とその応用
(4) 接地技術と雷サージ防護

応用分野

(1) 電力機器・設備,電子機器の絶縁技術など
(2) 絶縁劣化診断(変圧器,電力ケーブル,巻線等)など
(3) オゾン発生器,環境浄化,プラズマディスプレイなど
(4) 雷サージ対策,接地など

技術相談、共同研究等の可能な分野

[上野]
放電一般(コロナ放電,沿面放電,バリア放電等),絶縁劣化・絶縁破壊,絶縁材料,接地技術と電磁環境,高速度現象解析