LaTeX入門

このページでは研究室の新配属生のためにLaTeXの利用方法を紹介するとともに研究資料作成時の注意点について説明します. LaTeXの詳しい使い方については「LaTeX2ε美文書作成入門」などのテキストやTeX Wiki などのWebページを参照してください.

LaTeXの利用方法

LaTeXはある特定のアプリのみで動作するというのもではなく, 色々な利用方法があります. 以下に代表的なものを紹介します.

  1. CloudTeX: Web上でLaTeXによる文書作成ができるサービスです. 会員登録は必要ですがインストールや初期設定が不要で手軽に始めることができます. ファイルをアップロードする必要があるので研究のデータ等を文書に含めることが多くなってくると下のTeXLiveを使う方が良いと思います. CloudTeXはこちら

  2. TeXLive: TeXLiveをインストールすると自分のPC上でLaTeXが使えるようになります. インストール方法についてはTeXWikiのページを参照してください. Windowsの場合, TeXLiveをインストールするとTeXWorksというエディタがあわせてインストールされるので, それを使って文書を作成します.

研究資料作成時の注意点

研究資料作成時には以下の点に注意してください.

  • 1 数式や物理量の扱いについては国際単位系SIのルールに従ってください. 詳しい内容については「国際単位系SIで定められた表記法について」を参照してください.

  • 2 句読点は文書内で統一してください. 全角「、」と半角「,」や全角「。」と半角「. 」が混在している例が度々見られるので注意してください. 研究室内の資料では「半角+半角スペース」での表記を推奨しています.

  • 3 数式や図表の番号を参照する場合には, その番号を手打ちするのではなく, 必ずLaTeXの相互参照機能を使ってください. 相互参照に関するTeXWikiのページはこちら. また, 数式や図表の参照の仕方は文書毎に異なるので, \figref や \eqref などのマクロを使用してください. マクロの定義方法は下記を参考にしてください.

  \newcommand{\eqref}[1]{式\,(\ref{#1})}
  \newcommand{\figref}[1]{図\,\ref{#1}}
  • 4 参考文献は「thebibliography環境」という環境を使って作成してください. また, 文献リストの作成は早い段階で自動化できるようにしておいてください. 詳しい説明はTeXWikiのページなどを参考にしてください.

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