あらゆる現象を原子から見るボトムアップ的思考により工学をより深く研究することを目指します。また実験中心で研究を進めています。実験により実際に自然に問うことで、新しい理論や応用を発見するチャンスが広がります。 私たちマクロエンジニアリング研究室では、ナノ物質や機械システム全般について、最先端のテクノロジーを応用し,総合的にこれらの実現に向けて精力的に取り組んでいます。 また我々の研究室では潤滑の諸問題(トライボロジー)の解明や応用についても積極的に取り組んでいます。抵抗となる摩擦力を極限にまで下げること(極低摩擦)や、摩耗を極限までに減少させること(超耐久性)、力を極めて効率よく伝えること(極高伝達)ができれば、これらのシナジー(相乗効果)によって、使用するエネルギーと排出する二酸化炭素を同時に大幅に削減でき、機械システム全般に革命をもたらします。