Research




ナノ結晶・金属ガラス合金(山崎)
 ①電析Ni-W系ナノ結晶合金の作製と塑性変形挙動
 ②電析Ni-Co, Ni-Fe系合金のナノ構造制御と機械的性質
 ③Zr-Cu-Al-Ni系金属ガラスの過冷却液体粘性制御と機械的性質
【研究紹介】
 ナノ結晶組織を有する超微細結晶粒材料は、セラミックスのような脆性材料でも、極端に高い強度と靭性を発現することが期待されてきました。しかしながら、従来、粉末原料の固化成形により作製されたナノ結晶材料(結晶粒サイズ:10nm100nm程度)は、いずれも非常に脆く、結晶粒の微細化に伴って、むしろ激しい脆化を生じています。一方、粉末の固化成形プロセスを必要としない電解析出法(電気めっき法)は、高密度・高強度のナノ結晶合金の作製が可能で、これをフォトリソグラフィー技術と組み合わせると、材料の創製と成形が同時に実現でき、ナノ・マイクロスケールの超精密部材の開発が可能です。本研究室では高強度・高延性のナノ結晶電析合金を開発し、その塑性変形機構の解明と超微細金型等への応用を目指すとともに、これら金型を利用した被成形加工材料として、精密成形加工に適した金属ガラスの合金開発を行い、超省エネIT精密部材等の開発を目指しています。

【キーワード】 電解析出法、ナノ結晶合金、金属ガラス、機械的性質、微細成形加工
Ni-W紹介



生体適合材料・金属ガラス(三浦)個人ページをご覧下さい)
 ④ポーラス金属ならびに金属/生分解性材料複合材の開発
 ⑤白い金属の開発;表面酸化皮膜による生体用Ti合金の審美性の改善
 ⑥金属ガラスのろう材への応用
 ⑦生体材料の疑似体液中における摩擦摩耗挙動の解明
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遷移金属酸化物(菊池)
 ⑧ 新しい磁気秩序誘起型強誘電体の探索(Sr-Fe系酸化物)
 ⑨ α-FeOOHの特異な粒子形態を利用した鉄系酸化物の配向制御
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バルク状ナノ結晶材料(足立) (ナノマイクロのページもご覧下さい)
 ⑩特異な力学特性を示すバルクナノメタル中における転位挙動の解明
 ⑪バルクナノメタルにおけるナノ粒子析出挙動
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  • ナノ・マイクロ構造科学研究センター
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