センター概要
センター設立の目的
本学では、世界最高レベルの各種ナノ・マイクロスケールの超微細加工技術が蓄積されています。工学研究科では、これら技術の高度化と革新的な応用用途の研究開発の推進を、今後の戦略的基本方針の一つとして、教育研究基盤を整備することを目的としています。
センター活動の概要
超微細加工技術を基盤として、情報・環境・バイオ分野を中心とする未来社会を拓く革新的応用分野の開発を促進させるため、各専攻分野の枠組みを超えた広範囲な分野の研究者を結集し、一層の複合的な領域での研究活動を推進しています。
本センターでは以下の目標を立てて活動しています。
- 超微細加工技術に適応できる最適の被加工材料の開発
- 被加工材料に適した超微細加工技術の最適化
- ナノ計測・評価技術の確立のための研究基盤整備
- 産学官連携活動を通した大学における研究成果の社会還元
- 若手研究者の人材育成
センターの構成
本学に近接して建設されている国の大型プロジェクト「次世代スーパーコンピュータ」、「SPring-8」、「XFEL施設」等の活用および東北大学との大学間学術連携を積極的に取り入れ、平成23年度にプロジェクト研究センターとして、「ナノ・マイクロ構造科学研究センター」は創設されました。本研究センターは、工学研究科内の各専攻の枠組みを超え、さらには、国内外の大学との学術連携を積極的に推進することにより、材料のナノ・マイクロ構造化と新しい物性発現との相関性を明らかにし、革新的な応用用途の研究開発活動を実施します。
