電子情報工学専攻の博士前期課程2年前田竜之介さんが、令和5年12月6日から9日に韓国光州広域市にて開催された国際会議The 24th International Symposium on Advanced Intelligent Systems(ISIS)での発表にたいして、論文内容とプレゼンテーション内容が高く評価されてBest Presentation Awardを受賞しました。
同論文は、新生児集中治療室(NICU)にて、超早産児の新生児慢性肺疾患(CLD)の発症リスクを単純X線画像の人工知能による画像解析を用いて予測するものです。超早期の発症予測により、積極的な治療による重症度軽減が期待されます。埼玉医科大学との共同研究です。
2023.12.08お知らせ
電子情報工学専攻の博士前期課程1年小林壯哉さんが,令和5年12月6日から9日に韓国光州広域市にて開催された国際会議The 24th International Symposium on Advanced Intelligent Systems(ISIS)での発表にたいして,論文内容とプレゼンテーション内容が高く評価されてBest Presentation Awardを受賞しました.
同論文は,尿管結石の治療法である体外衝撃波結石破砕治療(ESWL)による破石成功可否を,人工知能による画像解析を用いて治療前に予測するもので,治療法選択に活用できます.同研究は,姫路石川病院との共同研究で実施しました.
2023.12.08お知らせ
電子情報工学専攻の博士前期課程1年高島直哉さん,藤田大輔助教,小橋昌司教授が,令和5年12月6日から9日に韓国光州広域市にて開催された国際会議The 24th International Symposium on Advanced Intelligent Systems(ISIS)で発表した国際会議論文が,全125件から1件のみ選ばれるBest Application Awardを受賞しました.
同論文は,はりま姫路総合医療センターとの共同研究で,腹部単純X線から便,ガスの領域を定量化することで便秘診断支援を行うもので,その有用性を高く評価されました.なお,高島さんは本年9月に開催された第39回ファジィシステムシンポジウムでも,FSS優秀発表賞を授与されています.
2023.12.05お知らせ
機械工学専攻の八尾知典さんの研究発表(会議名:The 3rd Joint Symposium on Advanced Mechanical Science & Technology、開催地:国立台湾海洋大学、日程:2023年11月26日~29日)が”Excellent Poster Presentation Award”を受賞しました。
本賞は優れたポスター発表を行った6名の学生に授与されるものです。受賞論文のタイトルは”Model Free Design for Controlling the Altitude of UAV”です。発表内容は、ドローンと呼ばれる無人航空機の制御器をデータから直接設計する方法に関する研究です。[Excellent Poster Presentation Award]
2023.12.05お知らせ
機械工学専攻の小林龍登さんの研究発表(会議名:The 3rd Joint Symposium on Advanced Mechanical Science & Technology、開催地:国立台湾海洋大学、日程:2023年11月26日~29日)が”Best Oral Presentation Award”を受賞しました。
すべての発表申込者の中から事前に選抜された5名が口頭発表を行い、厳選なる審査のもと最も優れた発表を行った小林君が受賞を決めました。受賞論文のタイトルは”Optimal Control for the SIIQR Model with Vaccination and Quarantine”です。発表内容は、COVID-19等の感染状況のモデリングとワクチン接種・隔離の最適制御手法に関する研究です。[Best Oral Presentation Award]
2023.12.05お知らせ
機械工学専攻の永尾賢太さんの研究発表(会議名:The 3rd Joint Symposium on Advanced Mechanical Science & Technology、開催地:国立台湾海洋大学、日程:2023年11月26日~29日)が”Excellent Poster Presentation Award”を受賞しました。
本賞は優れたポスター発表を行った6名の学生に授与されるものです。受賞論文のタイトルは”Model-free controller design based on encrypted data”です。発表内容は、秘匿性が重要視される現代社会に必要な技術である暗号化データから暗号化制御器を直接設計する方法に関する研究です。[Excellent Poster Presentation Award]
2023.11.30お知らせ
電子情報工学専攻の山本真一郎准教授が2023年11月29日から12月1日に開催された2023 International Conference on Emerging Technologies for Communications (ICETC2023) においてOutstanding Contribution Awardを受賞しました。
本賞は、ICETC2023において採択された論文の総数や内容でICETCへ特に貢献した著者に対して表彰されるものです。
機械工学専攻 永尾賢太さん、川口夏樹助教、佐藤孝雄教授がフランスのマルセイユで2023年10月25日から27日に開催された国際会議(20th IEEE Conference on Networking, Sensing and Control)で発表した論文が”Best Paper Award Finalist”に選ばれました。
受賞論文のタイトルは”Encrypted Data-driven Control on Networked Multi-agent Systems”であり、研究内容はネットワーク上に分散した複数の自律システムの制御方法を暗号化データから直接設計する方法です。[Best Paper Award Finalist / 受賞の様子]
化学工学専攻の佐藤根大士准教授が一般社団法人粉体工学会APT Outstanding International Contribution Awardを受賞しました。
同会本会英文誌編集委員もしくは査読者(Reviewer)として英文誌の論文審査に関わり、その優れた審査実績により、顕著な貢献があったと認められた者(個人)に贈られるもので,2022の実績が認められたものです。2023年10月10日に開催された粉体工学会2023年度秋期研究発表会にて授賞式が行われました。
2023.10.13お知らせ
応用化学専攻の稲本純一助教、松尾吉晃教授らの研究論文” Factors Affecting the Electrochemical Behaviors of Graphene-Like Graphite as a Positive Electrode of a Dual-Ion Battery”がカナダのリサーチ会社 Advances in Engineering(AIE)社にFeatured Paperとして掲載されました。
本論文ではリチウムイオン電池に代わる環境に優しい二次電池として期待されるデュアルカーボン電池の正極材料として、グラフェンライクグラファイトという炭素材料を提案し、lithium bis(fluorosulfonyl)amide (LiFSA)を電解質として用いることでリチウムイオン電池の正極材料に迫る150 mAh/gもの容量を実現できることを示しました。これにより、従来のデュアルカーボン電池の欠点であった低容量の問題を解決可能であり、その実用化に向けた研究が大きく加速されると期待されます。 記事URL論文URL
材料・放射光専攻博士前期課程1年生の徳泰成さんが、2023年9月1日に開催された The 9th TKU-ECUST-KIST-OMU-UH-IHU-KMITL-UTAR-TNU-HUFI Joint Symposium on Advanced Materials and Applications (JSAMA-9)にて”Outstanding Poster Award”を受賞しました。
発表タイトル(Effects of Sample Physical Property on Secondary Ion Yield of Organic Molecules in GCIB-SIMS) JSAMAは、アジア 10 大学に所属する第一線の研究者や学生が集まり、先端材料科学分野のあらゆる側面について、発表・議論する国際シンポジウムです。
電子情報工学専攻博士前期課程1回生の有馬知希君、中嶋誠二 准教授、藤澤浩訓 教授らの英文論文「Local atomic structure of V-doped BiFeO3 thin films measured by X-ray fluorescence holography」がJapanese Journal of Applied Physics 誌の注目論文(Spotlight 2023)に選ばれました。
この論文は強誘電体薄膜中へのドーパントが局所原子構造に与える影響を蛍光X線ホログラフィ―により明らかにしたものです。この実験は高エネルギー加速器研究機構の大型放射光施設フォトンファクトリーにて実施したもので、兵庫県立大、名古屋工大、広島市立大との共同研究により行われたものです。この論文は出版社IOP Publishing のJapanese Journal of Applied Physics 誌のウエブサイトに注目論文として紹介されています。
2023.08.04お知らせ
令和5年6月26日~6月30日に開催されたColloquium Spectroscopicum Internationale XLIII & The 5th Asian Symposium on Laser Induced Breakdown Spectroscopy(CSI XLIII & ASLIBS2023)でBest Poster Presentation Awardを受賞しました。
この国際会議は分光分析とレーザー誘起ブレークダウン分光に関するシンポジウムで、特に優れたポスター発表に対して本賞が授与されました。発表題目は「Surface-enhanced LIBS using a porous silicon substrate ―Introduction of fiber-optic system for remote analysis―」で、ポーラスシリコン基板とファイバー伝送系をレーザー誘起ブレークダウン分光に適用し、微量溶液の遠隔分析について検討したものです。
応用化学専攻の稲本純一助教、稲生朱音特任助教、松尾吉晃教授らの研究論文” Elucidating the Origin of the Low Anion Intercalation Potential of Graphene-like Graphite: A DFT Study”がアメリカ化学会のThe Journal of Physical Chemistry CにSupplementary Cover Artとして採択されました。
本論文ではリチウムイオン電池に代わる環境に優しい二次電池として期待されるデュアルカーボン電池の正極材料候補であるグラフェンライクグラファイトの特異的な高容量発現メカニズムを、密度汎関数法による科学計算により調べました。その結果、グラフェンライクグラファイトの内部に少量存在する酸素原子が材料全体の電子状態を変化させ、より低い電位から陰イオンを材料内部に吸蔵できるようになったことで高容量が発現したことを明らかにしました。これまでデュアルカーボン電池は正極材料に用いられる黒鉛の容量が小さいことが欠点でしたが、グラフェンライクグラファイトは黒鉛の3倍近い容量を示すことから実用化が期待されています。本研究の結果からグラフェンライクグラファイトの高容量発現メカニズムが明確となったことで、今後さらなる容量向上のための材料設計指針が得られ、実用化に向けた研究の発展に貢献することが期待できます。[論文URL / カバーアートURL]