平成23年度の大学設置基準の改正により、学生が実社会へ円滑に移行できるようにキャリア教育を実施することが全大学に義務づけられました。兵庫県立大学でも各キャンパスにキャリアセンターを設置し、学生のキャリア形成と就職活動を支援しています。さらに、工学部/工学研究科では各コースに進路指導教員を置いており、センターとの協力のもとで就職活動の支援を推進しています。
つきたい職業、就職先を選択する力、その選択した就職先に就職するための力、 就職した企業で職業人として有意義に過ごすための力をつけるためのお手伝いをします。
自分の適正を客観的に判断するための調査を実施しています。
「基礎学力」「社会的強み」「進路意識」の傾向を選択問題により分析します。
将来の進路や就職先・職業選択についての悩みと相談にお答えします。
「自分の強み」「学生時代に最も力を入れたこと」「志望動機」などさまざまな項目について、
的確な書き方をアドバイス。 自分らしいエントリーシート作成のために、学びましょう。
面接は就職活動最後の関門です。
面接演習で「グループ討議」「集団面接」「個人面接」のノウハウを学び、
自信を持って面接の本番に臨んでください。ビデオを活用した面接演習で自分の弱点を矯正しましょう。
昨今のマスコミ報道でご存じのように、大学生の就職状況は大変厳しい状況にあります。そのような状況下にもかかわらず、本工学部/工学研究科では従来よりほぼ100%の就職内定率を誇っています。右図は2011〜2014年3月卒業生の就職内定率の月ごとの変化を示しており、全国平均(厚労省・文科省「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」)と比較して非常に良好に推移していることが見て取れます。これは各コースの進路指導教員のきめ細かい進路指導と同窓会組織の支援によるものであり、今後ともこの伝統を守っていきます。