2025年6月18-20日に、イーグレひめじおよびオンラインにて開催されたThe 24th Scientific International Symposium on SIMS and Related Techniques Based on Ion-Solid Interactions (SISS-24)において、材料・放射光工学専攻 修士1年生 野村梓未さんが、加連賞(Karen Award)を受賞しました。同賞は、若手研究者や学生の中から優れたポスター発表を行った講演者に贈られます。
野村さんが受賞したテーマは、「Analysis of TOF-SIMS data of polymer mixture samples using correlation analysis」です。この研究では、大規模なToF-SIMSデータを、計算コストが小さく直感的にわかりやすい方法で解析するために、相関分析とネットワーク図を利用する手法を提案しました。
受賞した野村さんは、「この度はKaren Awardという素晴らしい賞を頂き大変光栄に思います。ご指導いただいた盛谷准教授と研究室のメンバーに心より感謝します。今回の発表は貴重な経験となりました。今後の研究活動に一層励んでいく所存です。」と述べています。
授賞式の様子
2025.06.27お知らせ
応用化学専攻の梅山有和教授が、2025年6月25日に、The Society of Photopolymer Science and Technology (SPST)により開催されたThe 42nd International Conference of Photopolymer Science and Technology (ICPST-42)において、The Photopolymer Science and Technology Award, The Best Paper Award 2025を受賞しました。本賞は、Journal of Photopolymer Science and Technologyに掲載された論文の中から、フォトポリマーの科学技術の発展に大きく貢献したものに与えられる賞です。論文内容は、有機薄膜太陽電池に用いる非フラーレンアクセプター材料の開発であり、その分子構造と太陽電池性能の相関解明に関する研究が高く評価されました。